ゴー宣DOJO

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笹幸恵
2024.3.17 01:05ゴー宣道場

ゴー宣DOJOお疲れさまでした。

「チェブリンに保守思想をわかるまで教える」、
非常に面白い試みとなった回でした。
思想するとはどういうことか。
第一部では、小林先生がこれを丁寧になぞってくださり、
ドラゴンボールからLGBTまで話題は多岐にわたりました。

私たちはともすれば「わかりやすさ」を最優先してしまいがち。
多分、脳の構造上そうなっているのでしょう。
「なるほど、黒か!」「やっぱり白だよね」
こういう答えが得られれば、どこか安心する。
だけどそこに危うさも潜んでいる。
論理や正義だけでは捉えきれないものがある。
人間の業を見据えて、そこにある本質を
見出そうとすること、
複雑な機微を持つ人間を前にして、その曖昧さに
耐えうる強さを持つこと、
その間も、「本当にそうか?」と多面的に、
絶え間ない検証を続けていくこと、
それこそが「思想する」ということではないかと思います。
他方で、右翼と左翼の違い、アメリカが左翼国家であること、
またフランス革命の「自由」「平等」という理念の危うさなど、
ハッとする気づきもありました。
外に対して何かを発信するというより、
自分の内面を見つめ続ける、貴重な回であったと思います。

チェブリンの愛らしさにキュンとなった人も多かったのでは?
多分、先生にたっぷり話していただいたほうがいいと
考えてのことだと思いますが、私はもっとチェブリンの
お話も聞いてみたかったです(歌謡曲のときみたいに)。
体調のこともあったと思うので、いずれまた機会があれば
ご検討を。
それにしても女性がキュンとなる、あの愛嬌は
天性のものでしょうか。魅力的で、じつに不思議な人です。

第二部では、多くの質問を取り上げることができました。
皆、自分の言葉で語ろうとしてくださったことが
嬉しかったです。
設営の皆さまも、お疲れさまでした!

さて、今日のまんぷく。
案の定、話に夢中になり、前半は撮れていません。。。とほほ。

せいろ蒸し、さっぱりいただけて美味しかったです♬

次回は4月の名古屋です。またお会いしましょう!!
笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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